大学2年生の秋、生物学の三木教授に「君に会わせたい人がいる」と誘われて、野口先生のレッスン場に行きました。
生まれて初めて見る動き「これが体操?」みんな柔らかくて、ゆらゆらしている。 しかも笑顔がいっぱい。私より年配の女性の動きのしなやかなこと、美しいこと。 それに比べて、私の体は、心はなんてカタイんだろ。よーし、野口体操をはじめよう。 それから、野口先生の亡くなるまで、18年間、毎週通い続けました。 時には、先生のご自宅で教えて頂くチャンスもありました。
@自分の体の中身に気づくようになった。
A自分の体が不思議で、可能性を信じるようになった。
B立ち方を意識するようになった。
C呼吸が楽になって、人前であまりあがらなくなった。
D肩こり、腰痛は、事前に防げるようになった。
「野口体操は、一生がカリキュラム、卒業はありません」と野口先生が言ったように
その年代ごとの体の変化や情況に合わせて、自分なりのバリエーションを組み立てて
続けることが出来る。私にとって、野口体操は、「人生を楽しく生きる方法」